2021/01/26 14:55
奈良県北葛城郡。
ここは昔から靴下の生産などニット地の生産地として有名な街です。
先日、simvaの縮絨シリーズの生地を編んでいただいている工場に訪問させていただきました。
こちらは住宅地の中にポツンと佇んでいるニット工場。
こちらで50年以上も長くご夫婦で営んでいる小さな工場。
通された奥には数台の編み機が所狭しと並んでいる。
こちらの代表のS氏。御年82歳の超ベテラン。
編み機の針の調整を丁寧に行い、ゆっくりゆっくり気持ちを込めて編み機を操っていく。
”毎回毎回、編み機の針とウールの糸の太さとのバランスを調整するのが大変なんだよね〜”と。
納得いくまでの生地のテンションを作り上げるのに何度も何度も試作を繰り返す。
そうやってsimvaの縮絨シリーズは出来上がっていきます。
少しずつゆっくりと気持ちのこもった素材には大量生産にはない温もりとやさしさが感じられます。
ぜひ手に取ってその良さを確認してください。
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